マカロン講習会講師を務めました(西日本調理製菓専門学校さま)

先日の6月13日(火)に西日本調理製菓専門学校さまより御依頼を受け、マカロン講習会講師を務めさせて頂きました。

岡山駅から徒歩圏内にあります。学校法人 本山学園
調理・製菓だけでなく医療の専門学校、大学までご経営なさっているのが驚きでした。
正に医食同源!時代の最先端を見据えていらっしゃいます。

午前クラス:Wライセンスコース・スイーツ科 48名 
午後クラス:パティシエ・ブランジェ科 35名

どちらもこの春ご入学された1年生さま。
広くて設備の整った実習室、1班4人で午前12班、午後9班に分かれて作業して頂きました。

デモストレーションに入る前にマカロンを作った事があるか尋ねてみましたが、少人数。
やはりマカロン作りはハードルが高いのでしょうね。。。
今回は教室でお教えしているマカロン同様、フレンチメレンゲで乾燥させずに焼く手法。
製菓部長先生曰く、イタリアンメレンゲ、スイスメレンゲで作る製法より難しいのだとか。。。

教室でも初めてマカロンを作られる方々をお教えしてきていますが、
少人数大人と多人数学生さんの違いは私にとっても初めてで心配でした。
兎に角、学生さん達の実習中は隈なく全班見回りながらサポートを心掛け、声掛けして進めました。

結果、予想以上に上手に作ることが出来て、成功マカロンが焼き上がって出てきた時の学生さん達のキラキラ笑顔が眩しかったです!
(特に午後クラスは高確率成功!、私も心の中でガッツポーズ!笑)

メレンゲの見極め、マカロナージュの見極めも重要ですが、絞り出す作業スピードでも成功マカロン率を左右することが今回の実習で私自身も勉強になりました。
専門学校ですから材料の計量や道具の後片付け等も自分達でされます。
こういった当たり前の作業の積み重ねも、お菓子作りの腕を磨く為の学びと感じました。

乾燥させずに焼成するのでマカロンコックは艶々です♪
台湾茶(木柵鉄観音茶)風味のガナッシュショコラと金柑コンフィチュール(私作)の組み合わせ。
デモ台まで作業を観に熱心に授業を受けられる学生さん達。(私は余裕がありません。。苦笑)

素材のこと、現場のこと、フランス菓子のこと、フランス研修のお話等々、
社会に出た時に心に残るようなお話をもっとして差し上げたかったな。。。

今回私自身もこの様な初めての経験で新たな思いや気付きも頂きました。
最後になりましたが、素晴らしい機会を下さった西日本調理製菓専門学校さま、サポート下さった製菓の先生方、アシスタントの先生方々に感謝致します。

Merci beaucoup !!