Meilleurs Vœux 2026
新春のお慶びを申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。


昨年の二ケ月に及ぶフランス滞在は8度目の渡航になりました。宗教戦争が続いた16世紀の混乱時代を生き、ナントの勅令によってフランス国の再建を成し遂げたアンリ4世のストーリーに触れ、フランス王家の歴史にも次第に興味を持つようになりました。
そして初めて訪れたパリ郊外にあるフランス王家の眠るサン・ドニ大聖堂。
ステンドグラスの眩い光に包まれ虹色に輝く大聖堂内と厳かに並ぶ王家の墓とのコントラストに、
国の歴史と王達が生きた時間の積み重ねの深さに感銘しました。


今年は午年。
恒例の一文字漢字テーマ、2026年は『循』。
時間は途切れることなく循環し、次の世代へと手渡されていく。
変わりゆくものと、変わらないもの。
どちらも大切に日々を暮らしたいですね。
そして今年は京都アトリエ初の全コース修了生を送り出す年。
約四年にわたり共に積み重ねてきた学びの時間が、
次へと手渡されていく節目でもあります。


家族全員が揃う日も、お正月の過ごし方も、毎年ぎりぎりまで分からない我が家。
31日は滋賀、元旦は岡山、2日は久留米まで大移動という結果に。(完全燃焼〜)
年老いていく両家の親や親戚と過ごす時間、私たち夫婦の健康や生き方、
そして社会で経験を積み始めた、20代のエネルギッシュな息子達。
年初から様々に考えさせられる密度の濃い時間。
慌ただしくも、心は清々しく充実したお正月でした。
与えられた限られた時間と御縁を大切に。
無理せず、弛まず。
一つひとつを慈しむように積み重ねながら、今年も丁寧に歩んでいきたいと思います。
(来年は自宅で落ち着いてお節を作りたいな。笑)